鼻の病気 花粉症
20年程前より毎年、春先になるとスギ花粉が舞い上がり、たくさんの人がアレルギー性鼻炎やアレルギー性結膜炎などを引き起こし、日常生活への影響の大きさから社会問題にまでなってきています。春先のスギ花粉症でお困りの方は多いと思いますが、それ以外にも、ダニやハウスダスト(ホコリ)、ヒノキ花粉、イネ科花粉など、様々な原因抗原によりアレルギー症状を訴える場合も多くがあります。
アレルギー性鼻炎は透明かつ水のようで、粘り気のない鼻水がでてきます。
スギ花粉症の対策としては花粉の飛散する約2週間前(東京では1月の終わり頃)から抗アレルギー剤と呼ばれる予防薬を内服し飛散が終了する5月の連休頃まで続けることで抑えるられます。
これを基本として、症状が重くなる花粉の最盛期には症状をおさえる抗ヒスタミン剤を併用したりステロイド製剤の点鼻薬や鼻づまりを軽減する血管収斂剤の点鼻薬を併用します。